B

BACK DATE B/L実際の本船出港日前の日付けでB/Lを発行すること。
L/Cで規定された日付け(Latest Shipment)よりも本船の出港が後の場合、L/Cとの不一致(ディスクレ)回避や月末での売上げ計上等を行うために荷主より要求されるケースが多い。
この行為は、B/L発行者にとって「文書偽造の虚偽行為」であり、国際海上物品運送法違反である。

BAFBunker Adjustment Factorの略で、燃料油価格(基準値)と実際の購入価格との差を調整するためのAdditional Chargeのことで、FAF(Fuel Adjustment Factor)ともいう。

B.B.Bill Boughtの略で、銀行による手形買い取りのこと。

B.C.Bill for Collectionの略で、銀行が手形を買い取るのではなく、取立てに回すこと。
輸入者からの入金が確認されてから輸出者に代金の支払いがなされる。

B/LBill of Ladingの略で、船荷証券のこと。
船社やNVOCCが発行し、荷主との間の運送契約の締結、貨物の引き受け条件、貨物の受け取り等を証する運送書類である。
荷受人は貨物引き渡し地(Place of Delivery)で、B/Lオリジナル1通を呈示して貨物を引き取る。
また、指図式B/L所持人は貨物の引き渡し請求権を有しているため、B/Lは裏書することで権利を譲渡できる流通性を有した有価証券である。
貿易取引では、Invoice・保険証券と並んで重要な書類のひとつである。

B/Lの元地回収(SURRENDER)船社/NVOCCは、発行地で荷送人(Shipper)が裏書きしたB/Lオリジナル全通(通常3通)を回収し、荷渡地では、B/Lオリジナルの呈示なくして貨物を引き渡すもの(D/O発行)である。
最近は、船足が速まり、本船よりも船積書類の到着が遅れがちなため、デマレージ等の余分な費用の削減、B/L送付時の紛失回避等のために、広く使われている。

BERTH TERM在来船の個品運送に関する本船荷役について、船会社の責任限界を明確にするための条件で、本船に対する貨物の積み卸し及び船内荷役を船社の費用と責任で行なうこと。
それ以外の例えば沿岸荷役、艀回送等の費用は、全て荷主の費用と責任で行ない、その責任の分岐点は、本船船側(Tackle)である。

BILL OF EXCHANGE輸出者が輸出代金を回収するために振り出す為替手形のこと。

BOAT NOTE(B/N)本船からの荷卸しに際して、本船側と荷受人との間で、貨物の受渡しを証する一種の受取証のことである。
荷卸しされた貨物の状態が明記されており、本船側の責任の限界が明確化されている証拠書類である。
貨物の損傷や過不足があった場合には、責任の所在を明確にしておくためにも必ずB/Nにリマークとして記載しておくことが後日の保険求償時の責任有無の証拠となる。

BOLEROnizationの略で、国際資金振替システムを運営する金融機関のネットワークであるSWIFTと国際複合運送に関係する運送会社、港湾会社、ターミナル会社、コンテナリース会社等を会員とする国際的な相互保険組合であるTT Clubとで設立された電子商取引を推進する組織のこと。

BOOKINGスペース(船腹)を予約すること。

BOX RATE20'または40'コンテナ1本当たりの運賃(フレイト)のこと。

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